2021-02-17 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第2号
例えば炉心損傷確率は三・一一前に比べてどうなっているのか。規制委員会無用論を招かない答弁をお願いいたします。
例えば炉心損傷確率は三・一一前に比べてどうなっているのか。規制委員会無用論を招かない答弁をお願いいたします。
例え話として十のマイナス五乗を十万年に一回ですとか十のマイナス四乗を一万年に一回と言いますけれども、この炉心損傷頻度といったものは正確には炉心損傷確率の問題であって、年数における何年というものではありません。
委員が先ほど御指摘の一九八八年のシンポジウムにおいてまとめられたIAEAのINSAGの基本安全原則がございますが、この中では目標といたしまして、既存の原子力発電所の炉心損傷確率の目標を一炉年当たり十のマイナス四乗、一炉年当たり一万分の一にすべきである、それから将来のプラント、新しい原子力発電所につきましては一炉年当たり十のマイナス五乗、つまり十万分の一にすべきである、こういう提言をしております。